「それで、ヤコブは自分の家族と、自分と一緒にいるすべての者に言った。「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、身をきよめ、衣を着替えなさい。」創世記 35章2節 (2017新改訳)

神が、アブラハムとイサクに与えた約束をヤコブにも与えて、契約を更新するときです。
ヤコブは、異国の神々を取り除き、身をきよめるように、家族、部族のみんなに言います。
ヤコブ以外の人たちは、伯父ラバンのところから連れて来た人たちです。
彼らは、もともと様々な神々を拝む習慣のある人々の中に暮らしていました。
神々の像を刻むことも普通のことだったのです。

しかしヤコブはこれまで、神、主の前にそれらを取り除き、身をきよくすることをしてきませんでした。
放置していたのです。
これからは違います。
この後、すぐに父イサクは亡くなり、ヤコブが後を継ぐのです。
神、主だけを信じて従うことを、徹底しなければいけないのです。

新しい歩みを始めるときに大切なことは、神、主だけを信じて従うことです。
そのためには、悔い改めて身をきよめなければなりません。
悔い改め、偶像の神々を排除して、身をきよめた後に、着替えるなら。
それは単に衣を着替えたのではなく、古い自分を脱ぎ捨てて、新しく神の子どもとしての衣を着ることです。
そのとき、契約の実は既に与えられたものとなります。
シャローム