「この月をあなたがたの月の始まりとし、これをあなたがたの年の最初の月とせよ。」出エジプト記 12章2節 (2017新改訳)
いよいよこの夜、主がエジプト中を巡られて、エジプトの初子を打たれます。主のさばきです。
そしてイスラエルは守られ、誰一人として初子は打たれることなく、エジプトを出発するのです。
この時を、主は最初の月とするように命じます。
エジプトの奴隷となっていた状況から、主の御手で救い出され、連れ出されたこの時が、イスラエル人の新しい出発、始まりの時なのです。
月の始まり、年の最初の月なのです。
主の業には、何事にも始まりがあります。
創世記1章1節に記されるとおりに、この世界には始まりがあります。
主が始められました。
私たちはその中で生かされています。
今、罪の泥沼から、イエス・キリストの贖いの業によって救い出された私たちは、新しく始まっているのです。
罪が赦された者として、神の子どもと呼ばれる者と造り変えられて、始まったのです。
最初、始まりは大切です。
この時も、27節で、イスラエル人が礼拝をしている姿が記されます。
私たちの真の人生、真の幸いな日々には、始まりの日があります。
そしてそこには必ず主への礼拝があります。
日曜日、礼拝の日です。
喜びと感謝を携えて集まり、心を一つにして、期待して主を礼拝しましょう。
シャローム