「そして、これらすべての上に、愛を着けなさい。愛は結びの帯として完全です。」 コロサイ人への手紙 3章14節

ここにある「愛は結びの帯として完全です」とは、愛は完全に結び合わせるものですという意味です。
12,13節に示される「深い慈愛、親切、謙遜、柔和、寛容、忍耐、赦し」という性質、そして行動を実践することができるのは、キリストの愛を受け入れて、身に着けていくことで可能になります。

私は「日本に生まれた者」「〜家の子ども」「長男」他にも幾つもの私という人間を説明できる要素はあるでしょう。
しかし、今、私はキリストにある者です。
これが大切であり、これがすべてです。
キリスト・イエスに愛されて、召し出された者。
キリストがすべてであり、キリストが基盤です。

そうして私は、古い自分を脱ぎ捨て、罪を悔い改めて、キリストを着た新しい人になりました。
既に、なっているのです。

しかし、未だ私は未完成で未熟なので「深い慈愛、親切、謙遜、柔和、寛容、忍耐、赦し」を、完全になど身に着けていません。
それを知った上で、キリストの愛によって、結び合わされて、完成を目指します。
キリスト・イエスと離れては私の存在の意義、価値はありません。
キリストの愛に在って、感謝と賛美の心を持ち、いつも主に向って歌う者として、新しい一週間を過ごしたい。
シャローム