「私たちが持っているこの希望は、安全で確かな、たましいの錨のようなものであり、また幕の内側にまで入っていくものです。」ヘブル人への手紙 6章19節

6章は比喩が多く使われて語られます。
ここ19節では、希望が船が停泊する時に使用する錨に例えられます。
錨を下ろせば、船が確実に港に留まり流されることがなく、安全です。
私たちが持っている天の御国の希望が確かで安心できるものだと示すのです。

幕の内側にまで入っていくとは、神殿の最深部である内側、本来なら入れないところに入っていくことができることを示しています。
そのような素晴らしい約束が与えられているのが、イエス様の十字架の救いを信じる者なのです。

そして錨となっているのは、神様が約束を与えてくださり、その約束通りにイエス様が、十字架で死んでよみがえるという約束の実現を果たしてくださっていることです。
これが18節で示される約束と誓いというものです。

神さまの方から私たちに約束を与えてくださり、神さまご自身がそれを実現してくださるという誓いを明らかにしてくださっているのです。
それなので私たちの、罪の赦しと永遠のいのちを受けて天の御国へ入るという希望は確かな上にも確かなものです。
今日も、希望を持って一日を歩めます。

シャローム