「アッシリアの王が彼を苦しめたとき、このアハズ王は、さらに主の信頼を裏切った。」歴代誌 第2 28章22節 (2017新改訳)

次の王アハズは、主の目にかなうことを行わず、バアルの神々をあがめ,像を新しく造り、町に据えたのです。
こうして様々な罪を重ねたアハズ王を、主は敵の手に渡してさばかれました。
時には、アハズ王は、アッシリアの王に援助を求めますが、アッシリアの王は、かえってアハズ王を苦しめたのです。

そのような苦しみの中で、アハズ王は、ダマスコの神々を頼るのです。
主を捨てて、さばきを受け、幾つもの苦しみを経験した後で、アハズ王はさらに主に背き,主からどんどん遠くなるのです。

さらに主の信頼を裏切ったと、あります。
主は、アハズ王とユダを苦しめようとして打たれたのではないのです。
主に立ち帰り、主に頼ることを待っていてくださるのです。
しかし、アハズ王は、主を裏切ります。

人は、主の前に罪を悔い改めて,立ち帰ることができないようです。
罪をおこない,さばきと苦しみの中にいるとき。
その罪人は、他の何か頼り、別の力を足すことで,問題を解決しようとする傾向があるのです。
創世記28章8〜9節の、エサウの姿に、それがよく現れています。

主は,素直に真摯に悔い改めて、主の前に帰ってくる人を赦して受け入れてくださる。
主との関係を回復してくださり,もう一度、祝福を与えてくださるのです。

罪を重ねることは、さらに主の信頼を裏切ることです。絶対に避けなければなりません。
主は,待っていてくださるのです。裏切ってはいけない。立ち帰って主の前に行くことを恐れないで、いつでもできるようにしたいものです。
シャローム