「もしわたしを愛しているなら、あなた方はわたしの戒めを守るはずです。」 ヨハネの福音書 14章15節

「わたしの戒めを守りなさい」と、翻訳することもできる15節です。
イエスさまの名前で祈り求めなさい。
イエスさまの名前によって何かを求めるなら、それをしてあげますと、答えられ。
イエスさまがお願いして、もう一人の助け主である聖霊を与えてもらえるようにしますと、教えられる。
この言葉にはさまれて、15節はあります。
15節だけイエスさまからの命令です。

祈り求めるならば、答えていただけます。
信じている者には、その人を助ける助け主が共にいてくださるようにします。
そのような恵みの中にいる信仰者は、戒めを守りなさいと、命じるのです。
それは古い律法とは違い、イエスさまから与えられた新しい戒めです。
互いに愛し合いなさいとの命令です。
すべきことは明確であり、難しいことをするのではないのです、祈り求めつつ行わなければできないものでもあります。

競い合ったり、比較してしまったりしては愛しあえません。
教会の兄弟姉妹、隣人に対して無関心では、愛することはできないでしょう。
でも、私たちはイエスさまに愛されていることを知り、イエスさまを救い主と信じた者です。
イエスさまを愛して、その戒めに従うことは、イエスさまの愛の行動に倣うことです。すべきことであり、できることであり、したい、倣いたいと願うことです。

祈り求めることは幾らでもあるはずです。ないというならば、それは自分と隣人への関心がないということでしょう。
イエスさまに倣って愛する機会はいつでも、幾らでもあるはずです。
ですから、神に祈り求めること、イエスさまに倣い愛することを、私の日々としたい。
シャローム