「彼らは昔の廃虚を建て直し、 かつての荒れ跡を復興し、 廃墟の町々、代々の荒れ跡を一新する。」イザヤ書 61章4節

私たちの罪を赦し、最終的には終末の日に、天と地を新しくするという主の約束がここでも確認されています。
現実の歴史の中では、外国によって侵略されて廃墟となった都、土地は荒れ果てたまま、長い期間を放置されてきました。
しかし、主のあわれみが、私たちの生活の上に臨み、回復が与えられた時の様子が示されているのです。

廃墟となった、都はかつての繁栄した時の姿を取り戻します。
荒れ地も、豊かな土地へと変えられて、収穫が豊かに実ります。

しかも主のあわれみと恵みは豊かなのです。
それらは一新されて、以前よりも素晴らしいものになっていくのです。
これまでになかったほどの繁栄と祝福がそこには完成します。

それ以上に、続く15節を見ると、その都にはかつての他国人も主を信じる者となって加わっているのです。
ユダヤ人も他国人も一緒になって、主の民となって、主に仕えている姿が示されます。

主の回復と祝福とは、これほどまでに素晴らしいものになるのです。
私たちは、その終末の日の祝福に与るものとして、今、主を礼拝しています。
期待と感謝と喜びの心を持って、今日の礼拝の時を過ごし、主に献げます。
シャローム