「さあ、若いときからの使い古しの呪文や 多くの呪術を使って立ち上がれ。 あるいは役立つかもしれない。 脅かすことができるかもしれない。」イザヤ書 47章12節

バビロンへのさばきが記されます。
バビロンは、自分たちがさばきに会うとは考えていないので、自分たちは大丈夫だと豪語してきました。
しかし、イスラエルがバビロンに倒されたのは、主がバビロンを用いてイスラエルをさばいたのであって、バビロンが正しいことをしているのではなく。
バビロンが祝福されているのでもないのです。

主は、バビロンの罪を暴きます。
彼らが、真の神を恐れず、従おうとしないで自分たちで偶像礼拝を続けてきたことを示します。
呪術師、呪術、呪文を使ってこれまで繁栄してきたと思っているバビロンですが、主は、それは間違いであると指摘します。
彼らがずっと頼りとしてきた呪文を、主は、使い古したもの、即ち、昔から使っているだけで何の力もないことを指摘するのです。
「役立つかもしれない」「脅かすことができるかもしれない」とは、そうはならないことを強調しているのです。
使い古しのという、表現とともに主が皮肉とも受け取れる表現で、バビロンの罪を指摘しているのです。

私たちは今、使い古された偽物の力のない呪文ではなく、変わることがなく、見捨てることもない主に信頼して歩めることを、改めて喜び、信仰を確信していこう。
私たちは多くの呪文ではなく、ただ一人の主のことばに信頼します。
シャローム