「みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。」 ヤコブの手紙 1章22節(2107訳)
水曜日です。聖書66巻から1つの書を選び、その書を紹介しながら「みことば」を味わっていきます。
66巻をゆっくり読み進めながら、聖書に記された神様の愛について味わっていきます。
今日開いたのは、ヤコブの手紙です。
主の地上での兄弟であるヤコブが著者です。
パウロの手紙が教理的、神学的な手紙の面を多く持つとすれば、ヤコブの手紙は、実践的な教えを示す手紙です。
特に信仰を持つ者の行いについて教えます。
行いのない信仰は、生きた信仰ではないこと、信仰に生きる時には、その信仰は行いとなって現れることを示します。
パウロは信じた人は御霊の実を結んでいくと教えましたが、ヤコブは御霊の実がどのように実際の実を結ぶべきなのかを教えます。
ヤコブは行いを強調します。
「信仰も行いが伴わないなら、それだけではしんだものです。」と、2章17節でも言います。
そして選びました1章22節でも、行う人になれと命じます。
みことばを行う人になるように命じています。
みことばに聞き従えとは、よく聞くことばですが、みことばを行うという表現はなかなかありません。
しかし生きている神、活きているみことばを信じるのが私たちです。
生きた信仰、信仰に命がけで生きる、24時間信仰に生きるのが、真の神を信じる信仰なのです。
みことばは、額に入れて飾るものではなく、みことばを聞いて実践するものなのです。
行いの中に、御霊の実が結ばれていくことを望んでいきたいと思います。
ただ聞くだけではなく、私の24時間に、私の生活全般にみことばを行っていく者となりたいものです。
シャローム月