「アシェル族から一万二千人、ナフタリ族から一万二千人、マナセ族から一万二千人、」 ヨハネの黙示録 7章6節

終末の日に救われるユダヤ人の人数が、5節から8節にわたって12部族の名前とともに記されます。
その合計は、4節にある十四万四千人と言うことです。
しかし、これはユダヤにおいて特別な数字、完全数とも呼ばれる「12」の組み合わせであることも考え合わせると、象徴的な数字だと言えるでしょう。
むしろ霊的なイスラエル人、新約聖書の時代のイエス様を信じた人が完全に救われることを、12部族への約束と重ね合わせて記されていると考えられます。
ここで目に留まったのは、2つのことです。
ユダ族が長男のよりも先の最初に記されていることが一つです。
ダビデの家系でもあり、イエス様が人として生まれてくださったユダ族が、やはり最初に祝福に与るのでしょう。

もう一つは、ここ6節にマナセ族の名前が入り、代わりにダン族の名前がないことです。
マナセ族は、ヨセフの息子の家系です。エジプトで父ヤコブに祝福された部族です。
ダン族が、たびたび偶像礼拝をしたために退けられて、代わりにマナセ族が入ったのだと考えます。

主イエスだけを信じて礼拝し、みことばに従う者は、終末の日の救いに漏れることはありません。信仰による救いなのです。
しかし、偶像礼拝は主が憎まれることです。ここではそのことを警告するのでしょう。

そして7章では、イエス様の血によって信仰者がきよめられていることを9〜14節で示します。
血が流されることで汚れるのではなく、きよくされるのが、贖いの血潮、十字架の愛です。
マナセが加えられたように、私たちも霊的なイスラエルに加えられて、終末の日にこの人たちと並ぶことが許されています。
すべてを知ることはできない7章ですが、ここに希望と確信があります。
シャローム